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紅葉のメカニズム。

すっかり紅葉も終わり、冬に水分不足で枯れてしまわないためにも木々たちは葉を落とし、冬の準備を着々と進めています。

数か月に渡り楽しませてくれた紅葉。
今日はどのようにして紅葉をしていくのかを簡単ですが調べてみました。

まず寒くなり日照時間が短くなると葉の活動を穏やかにするため、葉の根元に蓋のようなものを作ります。(離層)
そして、葉のクロロフィル(緑色)を分解して養分に変え…その養分はエネルギー源として幹へと送っていきます。
葉の活動は穏やかになってしまっているため、送れば送るほど、クロロフィルは減っていきます…すると、緑色のクロロフィル以外の物質が葉に残ります。
それが、紅葉なのだそうです。



黄色くなる葉と、赤色になる葉はそれぞれメカニズムが異なります。
■黄色になる葉は…
クロロフィルが分解されると、カロテノイド(黄色)が目立つことで、黄色に見える
■ 赤色になる葉は…
クロロフィルを分解しながら、アントシアニン(赤色)が作られ、アントシアニンが目立つことで赤色に見える
との事でした。
そして、アントシアニンができるきっかけや、その働きはまだ謎に包まれているのだそうです。

春夏秋冬。
日本の四季は美しく、私たちの生活に潤いを与えてくれます。
長野県でも、場所によってはもう紅葉は終わってしまいました。
関東の方では、イチョウがとてもキレイなようですね。
皆さまのお住まいではいかがでしょうか?

落葉する植物もあれば、のびのびと育っている苔もいました。


柏原