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蟻ヶ崎の庭。
観測史上最速の速さで明けた梅雨。
例年よりもずっと早い夏を迎え、今年の夏は長くなると思いましたが、秋を思わせる澄んだ空気へと変わり始めました。
早いもので明日より9月を迎えますね。
さて、今日は蟻ヶ崎の現場へ。
御影石や、柴石等を積み、駐車場を作ります。
とても迫力がありますね。
約4種類の表情の異なる石を使用し積み上げているため、同じ種類・サイズの石積みとは雰囲気が違います。
角は、算木積みで強度を保ちます。
算木積みは1605年前後以降、お城の石垣に施されてきた積み方。
こちらの写真程、規則的な石の形ではありませんが、松本城の天守台四角にも施されています。
中には加工が必要となった石もあり、特に大きく硬い石にはセリ矢を使って割るそうですが、このセリ矢を使えば、とても大きな石も割ることができるのだそうです。
全体が傾斜になっているため、特に角は石を加工をしながらの作業となりました。
また、石積みの裏には、裏込めをいれ水抜きをよくし、石積みにかかる土圧を減らします。
そうすることで、土圧によって石が押され、石積みが飛び出てきてしまうという事を防ぐ事ができるのだそうです。
また、こちらの現場の進捗もご紹介できればと思います。
柏原