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背紋の刺繍。

先日ご紹介していた、法被の背紋。
刺繍屋さんから届きました。

仮縫いで衿がないですが、当ててみると背紋のサイズ感も丁度よかったと思います。

背紋の位置は、衿をつけるための縫い代約1cm~1.5cmを残し、衿から約5cm~6cmに位置するとバランスがよいそうで、私たちもその位置に配置しました。

刺繍の糸には、通常の光沢のある糸ではなく、柔道等の武道着で使用される事の多い、光沢がない糸をご提案いただきました。
どの角度から見ても刺繍特有の”キラキラ”とした質感がないマットさ。
一見染め抜いたようにも見え、藍染の生地との相性の良さも感じられます。

書の揺れや筆の流れを出すために、漢字の書き順にできる限り則って刺繍をしてくださいました。

今回刺繍をしていただいたのは、ネーム工房ハヤシさんです。
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書を刺繍したい。という私たちの依頼の中で、書の表現を生かしたままの刺繍に仕上げるために何度も型を調整頂いたそうです。
もちろん糸のご提案も。

本日、染物屋さんへお戻しをし、これで仕上がりをまつのみとなりました。
法被を着て、剪定をしている職人さんを見るのが楽しみです。

柏原

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