先週末から雪が続いておりますね。
モデルガーデンも、こんもりと雪が積もり、ソヨゴにはつららができていました。

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水道水などは、0℃で凍ってしまいます。
ソヨゴの葉も写真のように凍っているのに、なぜ青々と元に戻るのか？
不思議です。

常緑の植物の葉に蓄えられている水分に、様々な栄養素が含まれている所に、秘密が隠されていました。
常緑の植物は、冬に向けて水分だけでなく、糖分・ビタミン類・アミノ酸等も同時に蓄える事で、 凍る温度を0℃より低くしているのだそうです。

写真のソヨゴは凍って見えますが、凍っているのは葉の周りについた水分だけで、実は葉の中までは凍結していない。という事ですね。

実は、この植物の性質をうまく取り入れているのが、日頃から口にしている、「冬の野菜」。
雪中キャベツなどの冬野菜があんなにも甘い理由は、植物自身が凍結しない工夫から出る美味しさだったのです。
（もちろん、より引き立たせるために、農家さんが、あらゆる仕掛けをしていらっしゃるようです）

今まで当たり前に見てきた風景も、こうして掘り下げてみると、生活のどこかに繋がりを見つける事ができます。
この自然を大事にしていきたいですね。

柏原

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