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下草。

今年の梅雨入りは平年並みだったようですが、梅雨明けは少し遅くなると言われているようです。
天気予報が変わる事が多く、雨予報と思えば暑い日が続いていますね。

さて、本日は下草についてご紹介したいと思います。

樹木も植栽をする環境が大切ように、下草たちは高木が作る木陰の下で健やかに育つ種類が多いです。
その中で、弊社がよく使用する比較的育てやすい種類をピックアップ致しましたので、ご興味のある方はぜひご参考にして頂けたらと思います。

【ギボウシ:キジカクシ科】
ギボウシは、6月末~7月頃に花を咲かせる多年草で、株分けをしながら増やしていくことができます。
厚みのある葉がとてもキレイで、ボリュームも出てきます。

【オシダ】
山でよく目にするシダ。
こちらも上にボリュームが出るタイプの下草です。
シダなので、華やかさはありませんが、濃い緑色と放射状に葉を広げる存在感で、庭に里山の雰囲気を演出してくれます。

【ヤブラン:キジカクシ科ヤブラン属】
常緑で耐寒性と耐暑性が強く、日なたから日陰まで幅広い環境に適応してくれます。
信州では、冬前に地際で切ってあげると、翌年美しく葉を茂らせてくれます。
8月から10月に花を咲かせてたくさんの実のような種を付けます。

【ツワブキ:キク科ツワブキ属】
ツワブキも強い耐寒性と耐陰性を持っており、日本の庭園では日陰のある場所に植えられることが多いです。
秋から冬の花が少ない時期に、黄色い花を咲かせてくれます。

高木の成長に合わせて、毎年少しずつ増やしていくのも楽しみの一つではないでしょうか。

<その他弊社でよく植栽する下草>
〇アスチルベ
ユキノシタ科チダケサシ属
〇 イカリソウ
メギ科イカリソウ属
〇 イワシャジン
キキョウ科ツリガネニンジン属
〇 エンレイソウ
シュロソウ科エンレイソウ属
〇 オダマキ
キンポウゲ科オダマキ属
〇 キョウカノコ
バラ科シモツケソウ属
〇 クジャクシダ
イノモトソウ科ホウライシダ属
〇 シシガシラ
シシガシラ科ヒリュウシダ属
〇 シラネアオイ
キンポウゲ科シラネアオイ属
〇 タイツリソウ
ケシ科 ディセントラ属
〇 チョウジソウ
キョウチクトウ科・チョウジソウ属
〇ハッカクレン
メギ科
〇ヒトリシズカ
センリョウ科チャラン属
〇ベニシダ
オシダ科オシダ属
〇ホウチャクソウ
ユリ科チゴユリ属
〇ホタルブクロ
キキョウ科
〇ムサシアブミ
サトイモ科テンナンショウ属
〇ヤシャゼンマイ
ゼンマイ科
〇ヤブソテツ
オシダ科ヤブソテツ属
〇ヤブレガサ
キク科ヤブレガサ属
〇ヤマシャクヤク
ボタン科ボタン属
〇ユキモチソウ
サトイモ科テンナンショウ属
〇ヤグルマソウ
ユキノシタ科ヤグルマソウ属

柏原