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梅雨の虫対策

虫シリーズが続いておりますが…

この時期は害虫に悩まされる方も多いと思います。虫の発生と生態を把握すると防除・駆除の仕方、梅雨時期に特によく見られる害虫の例をご紹介します。

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ムカデ

ムカデは、頭部には強力な顎と毒腺があり、獲物を麻痺させ、その後捕食。

その毒は人間にとっても痛みを伴うことがありますので注意が必要です。蜂に刺されるより痛いとも言われてます!

彼らは肉食性で、小型の昆虫、クモ、その他の無脊椎動物を捕食し、特にゴキブリが好物で、足の速いゴキブリに追いつく俊足を持っています。

防除:駆除

湿気を抑えることが重要で、殺虫剤やムカデ専用の駆除剤を使用することが推奨されます。

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【ヤスデ】

ヤスデは、ムカデに似ているといわれますが、ムカデよりも小さく生態は全く別の生き物です。毒は持っていなく人間には害はありませんが、大量に発生することでその見た目から不快害虫に思われる事が多いです。ヤスデは土壌生態系における主要な分解者であり、有機物を分解し土壌の肥沃度を高める重要な役割を果たしています。彼らの活動により、土壌の通気性が向上し、微生物の活動を促進します。危険を感じると丸まって身を守り、毒ではないが嫌な匂いを分泌します。

防除:駆除

ヤスデは通常無害ですが、湿気を抑えることが重要です。捕獲には手袋を使用し、直接触れないように注意しましょう。ヤスデ専用の防虫剤や忌避剤を使用することで侵入を防ぎます。

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【ナメクジ】

ナメクジは、陸生の貝類の一種であり、殻を持たないか、極めて小さな殻しか持たないことが特徴です。ナメクジは湿った環境を好みます。主に夜行性で、夜間に活動が活発で日中は湿った場所に隠れて過ごします。彼らは、雑食性で、植物、果実、花、葉、腐敗物、動物の死骸などを食べるので農作物や庭の植物に被害を与えることが多く、細菌や真菌の病原体を運ぶことがあり、これが植物の病気を引き起こすことがあります。ナメクジが屋内に侵入すると、食品や調理器具を汚染する可能性があります。これにより、食中毒のリスクが高まりますので、注意が必要です。

防除:駆除

湿気を抑え、風通しを良くし、メタアルデヒドや鉄リン酸塩を含むナメクジ駆除剤は効果的です。ただし、使用する際はペットや他の動物に対する安全性に注意し、指示に従い慎重に扱いましょう。

夏に向けて植物達は成長期に入り、新しい葉や花を次々と生やしています。雨のおかげで根を伸ばし、しっかりと根付いていきます。青々とした木々を潤し、清々しい風を運んでくる梅雨の雨。時にはしずくが静かに落ちる音に耳を傾け、雨の日も心地よくお過ごしくださいませ。