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梅雨前の庭の手入れ

梅雨は、東アジア全般に長雨や曇りの日が続く気象幻想。
植物は梅雨頃から第二次成長期を迎え、一気に生長をはじめます。
梅雨は、湿気・蒸れに弱い植物にとって厳しい季節です。
そして害虫と呼ばれる虫も沢山発生します。
梅雨明け後、草花が元気に夏を乗り切るために、この時期のお手入れをご紹介します。

梅雨の季節は湿気が高くなりますので、庭やプランターの水はけを確保することが重要です。
根腐れ、菌の繁殖など問題を引き起こすので、斑点模様や変色した落ち葉、花がら(咲き終えた花はべたつくのでカビの原因に)雑草などはなるべく早く片付け、植物周りの風通しを良くすることが大事です。
背が高い植物は雨に打たれたり、風に煽られたりして倒れやすくなります。
ワイヤーなども売っていますが、小枝など身近なものを植物の周りに立てれば、株元の風通しもよくなります。
害虫は葉っぱの裏にいることが多いので切り戻しや剪定を行う事もおススメです。


梅雨時期は植物の成長が活発になるため、養分の補給が重要です。有機質の肥料を追加し、植物が健康に成長できるようにします。
これらのポイントを頭に入れて、梅雨前の庭や植物の手入れを行うと、健康で美しい植物を育てることができます。
手入れ後、風通しもよくなり、風に委ねて爽やかに揺れる植物達はさらに魅力的に。

【梅雨の時期に咲く在来の花】
クチナシ・キキョウ・ノアザミ・ヤマボウシ
ノカンゾウ・コバギボウシ・オオバギボウ
カズラ・ネジバナ・ヤマユリ・ヤブミョウガ
コバノカモヅル・チダケサシ