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長野県の活断層。

令和6年能登半島地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

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長野県は日本の中央部に位置し、多くの活断層が存在する地域の一部です。
活断層は地殻が動いている場所で、今日は数十年以内に発生する可能性があると言われている断層を調べてみました。

糸魚川−静岡構造線断層帯:
長野県内を通っている大きな活断層で、区間が3つに分かれていますが、数十年以内に地震の可能性があると言われています。
・中北部区間:明科~松本~諏訪湖南・茅野(約45km)
・北部区間:小谷~明科(約50km)
・中南部区間:岡谷市~北杜市(約33km)

境峠・神谷断層帯:
奈川村~木曽~南箕輪村~伊那にかけて通っている活断層。
断層帯の長さは約47kmです。

木曽山脈西縁断層帯:
南木曽~中津川につながる活断層。断層帯の長さは8km。

あとは、長野県の県境付近で十日町断層帯。
以上の断層がここ数十年以内に予想マグニチュード7以上の地震があるのではいかと言われています。
とくに糸魚川-静岡構造線断層帯は信頼度も高いとされています。

過去、長野県でも大きな地震が何度か発生しています。
1995年の北アルプス地震や、1984年の長野県西部地震では地域に大きな被害をもたらしたそうです。

地震は予測が困難で、突然発生することが多いため、防災用品の準備や、災害時の避難場所、家族で災害時の行動について話し合っておくといった事は、地震のみならず火災や土砂崩れなどの二次災害も含めた被害を最小限に抑えるためにも必要な事かもしれません。

■長野県避難施設一覧(R5.4.1現在)
https://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/hinan_nagano.pdf

■車で避難・安全確保のための施設一覧表
https://www.pref.nagano.lg.jp/bosai/kurumahinan.html