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夏のみずやり

8月も下旬に差し掛かりましたが、まだまだ残暑も厳しく、もうしばらくもすれば台風シーズンに差し掛かりますね。

例年では約25個ほど発生している台風ですが、2023年は若干多く発生する予想のようです。
海水温と台風には深いかかわりがあるそうで、近年の強い台風の影響は海水温の上昇から影響しているのかもしれませんね。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、植物には日陰を好む種類と、日向に強い種類とがございます。
その特徴を考慮した植栽プランをご提案している為、弊社がご提案する植栽は、大きい木をたくさん植える傾向にあります。
高木が日陰を作り、その下で日陰を好む植物たちが健やかに生長するようにしているのです。

そんな高木ですが、枝葉がお生い茂っていると強い日差しから、低い木を守るという面だけでなく、植物の生育に欠かせない雨も遮ってしまうという一面も持ち合わせます。

そして、土壌に含まれる水分が十分でないと、水分も奪っていってしまいます。

植物の多くは約80%~95%が水分でできているため、この暑い猛暑で、余りにも雨が少ない場合は、木陰でも水切れを起こしてしまいます。

最近では豪雨も見られますが、一過性の雨は土に留まることなく流れて行ってしまい、植物の根が張っている部分までしっかり水が浸透しているかといえば、そうとも言えません。

水切れに注意をしながら様子を見てお水をあげていただけたらと思います。
(夏場の水あげの時間は早朝か日が沈んでからがおすすめです)
手はかかりますが、後数か月もすれば見せてくれる美しい紅葉の姿が楽しみです。

柏原