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ソヨゴの病気。

事務所のモデルガーデンのソヨゴたちです。

植栽位置によって、日当たりが違うからか、葉の色やつき方が異なり、面白いですね。
今日は、ソヨゴの病気について調べてみました。

よく見ると、大体の葉に黒い点々があります。

これは「黒点病」と呼ばれ、原因は土壌に住むんでいる「糸状菌」と言われるカビが葉の気孔などから侵入する事で感染していきます。
※植物の病気の7割が糸状菌の影響ともいわれています。

ですが、ソヨゴがすぐに枯れてしまう等の心配はありませんので、慌てなくても大丈夫です。

これが3月~7月の間や、秋に雨が長く続く時期に増えて、広がっていくといいます。

■対処法
黒点病に特化した薬剤もありますが、もし点々が出てきたら、その葉を取ってしまうのがオススメです。

この黒点病、雨等で水が当たったり、風に乗って他の葉に被害を与えていく特徴があるのです。
木にまだ葉がついている時は、手で取ってあげ…
地面に落ちた葉っぱは感染源になるので、早くに掃除をしていく事が大事です。
枝葉の除去も、梅雨前の今の時期がいいとされています。

このカビは、被害が出ている枝葉等で越冬し、3月下旬頃、雨等の水分から胞子が活動を開始。
雨風と共に飛散し、健康な枝葉にも広がっていきます。

最後に水やり方法にもコツが。
水分を伝って他の葉に感染を広げていくので、水やりは根元に留めるのがいいようです。

お困りの方はぜひ参考になさってください。

柏原