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土づくり。
植物をいい環境で育てるためには、土づくりは大切です。
一般的に、水が通るときに空気が一緒に通るため、水はけのいい土づくりは重要と言われています。
弊社が庭づくりをしている際に、見て頂いていた方も多くいらっしゃるかと思いますが、土にバーク堆肥を雑ぜる事があります。
今回は、このバーク堆肥が「土を団粒構造化させる」という事について、お話をしてみたいと思います。
団粒構造化した土は、植物にとてもいい状態です。
様々な大きさの土の塊がバランス良く混ざっており、土の中に適度な隙間がたくさんつくられます。
そのため、土がふかふかで柔らかく、水もよく通り、通気性も◎。植物の生育にとても適しています。
また、土の塊に程よく水分を含んでいるため、保水性にも優れています。
団粒化構造は、この様々な大きさの土の塊が作られている事がポイントになるのですが、これはただ押し固めてできるものではありません。
バークに含まれる有機質を土中の微生物が食べ、分解する際に吐き出す糊状の粘着物質が、土の粒子をまとめてくれることで作り上げられていきます。
バークは、微生物の発育を促進してくれる役割があるのだそうです。
今回は、土がふかふかで、水も通り、通気性もよくなる土の話をしました。
これが逆の場合もあります。
それは、押し固められ、水が抜けない土壌環境となっている場合の事。
またの機会に、 耕盤層についてもお話できたらと思っております。
柏原