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長倉の庭。高木の仮置き

すっかり肌寒くなってきた東信の軽井沢。
撮影に行く日は必ずと言っていいほど、霧が発生しています。
どうやら軽井沢では年間130日以上も霧が発生し、霧の街「軽井沢」とも呼ばれているそうです。
これには群馬県と長野県の境にある碓氷峠が関係しているそうです。

午後になると、 関東地方の空気が碓氷峠を超えて中部地方に流れ込み、急激な気圧と温度変化にさらされる事で、霧が発生するのだそうです。
簡単な説明になりましたが、この地形が大きく関係して起きる現象なのだそうです。
軽井沢霧下野菜と呼ばれ、野菜もおいしいそうですよ。

前置きが長くなってしまいました。
さて、長倉の庭では、浅間石の土留めも終わり、高木の仮置きがスタート。
養分をしっかり根に送る事ができるように、植込み前に剪定をします。


2022年度入社メンバーがいたので、剪定講習も同時に行いました。
植栽数年後の植えてある木の剪定とはまた異なり、通常ならば切る枝をあえて残しておきもしますが、枯れるであろう枝はしっかりと切っていく判断が難しい内容でした。


コナラや、ヤマザクラ、イロハモミジ、シラカバ、カツラ等たくさんの植物が続々と仮置きされていき、いつの間にかスッと通り道のラインが出来上がっていきます。
何もなかった空間に植物が入るのは感動します。



次回はこちらの現場の、土壌確認をご紹介していきたいと思います。
ショベルカーで約2m以上もの穴を掘り、土の状態や水はけを確認する工程です。

柏原