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様々な庭師さんの考え
こんばんは。
 今日は僕が所属している社団法人日本庭園協会の先輩方の言葉をご紹介します。
 何故かというと、最近お客様でも「ガーデニング」について難しい考え方をしてしう方が多いような気がするからです。
 このガーデン・エクステリア業界は本当に様々な考えを持った人が多く、影響されやすい若輩者の僕としては非常に勉強になります。
 ガーデンデザイナー・エクステリアプランナー・グリーンコーディネーター・庭師・植木屋等・分野も様々。
 イングリッシュガーデン・和風庭園・整形庭園・ナチュラル・ジャンク・モダン等・ジャンルも様々。
 皆、それぞれの分野で長けた知識を持っているので、どこが一番とかそういう問題ではありません。
 がしかし、お客様は結構迷ってしまうようです。
 確かに、庭を造りたいと思っても、分野も様々、スタイルも様々、
 物や情報が溢れかえる世の中、やっぱ悩んじゃいますよね~。
 僕も悩みますし、どの分野を強くしようとか、どれが自分に合っているとか・・・。
 そこで庭園協会の先輩の言葉を紹介です。
          「庭造りは自由である」
      「庭造りに枠をつける事事態がナンセンス」
    「庭造りは金持ちの贅沢ではなく庶民の芸術である」
 庭造りって決まり事やルールで固められているイメージありますけど一部を除きそうでもないんですよ。
 自分が勉強しなければいけない事や、伝えなければいけない事が何となく分かる気がした言葉です。
 この辺の先輩方の言葉はやさしさもあり、すんなり自分に入ってきますが・・・
 もっと凄い先輩方の言葉は、物作りに対する個性や信念、または魂が強すぎて、今の自分にはすんなりはいってきません。
 例えばある方の言葉
 「庭師を生業としている上で、お客様の意見を尊重するなどもって の他、自分と客の波長が一致した上で出来るものが傑作となる」
 この方はハンパじゃない人ですが、この考えは今の僕には真似できません。
 話をもどしますと、恐らく物や情報が沢山あるから迷うだけであって、自分の本能を再確認すれば、考え方は非常にシンプルになりますよ。
 理屈やスタイルにはあまり固執せず、感覚や雰囲気を何となく大切にすればいいと思いますよ。
 後はプロが何とかしてくれるはずですよ。
 長くなりましたが最後に一つ。
 「モダン」という言葉ありますよね。
 ナチュラルモダンとか和風モダンとかシンプルモダンとか最近よく聞きますが・・・
 このモダンという言葉、知れば知るほど重い言葉です。
 僕もよく使いますが。
 情報や物が溢れかえると恐らく言葉の価値も下がりますね。