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山採り。

今週になり、少し寒さが和らぎました。
事務所の庭もすっかり雪が減り、猫の 丸 は園路を歩きます。


今日は予定していた山採りを撮影しに行って参りました。
お客様のお庭に植える樹木。
庭蒼では、必要になった時、いつでも山から移植ができるよう、定期的に自社管理の山へ行き準備をしています。

流れは…
・植物を決める
・掘り上げる
・根巻きをする
・元の場所へ植え戻す

植物を決めるときは、樹の枝ぶりとや大きさ、そして実際に庭に植えた時、他の植物と植えた時のバランスがどうなるか?を、考えながら決定するそうです。

鋤(すき)という道具を使い、堀り上げをしていきます。
鋤を使用すると根が切りやすいのだそう。(とても重かったです)

堀り上げた木の根を、麻布と麻縄を使い、締め上げていきます。

そして、植え戻します。
以前は根巻きをして直ぐに事務所へ降ろして来ていましたが、あまりの環境の変化から木が弱ってしまう事が多かった為、一度元の場所に植え戻しをしています。

今日1日で職人さんは、40本程の木を作業する予定との事。
こうしておくことで、お客様の庭に植栽が決まった時、すぐに移植ができるようになっています。

整備された山とは異なり、急斜面でカメラを構えても水平が取りずらい上、一歩進めば枝に突っかかり。
足を踏ん張って撮影しようとすれば、落ち葉でふかふかな土が沈み、足を取られ・・・なかなかな環境でした。

そんな中、職人さんは段取り良く作業を進めておりました。。。。さすが!!!