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雑木林の剪定。

先日、窓の外の美しい景色を維持していくため、雑木林の剪定についてご相談を頂きました。
伐採し、整地をして、何かを付け加えるのではなく、その土地に自生した木々をそのまま活かし、自然界で行われている共存共栄の摂理に基づきながら、エネルギーのある木を生かし、既に倒れている木や、生存競争の末に弱り傾いた木を切っていきます。

そして、弱っている枝などを剪定しその空間からマイナスする事で光と風を導き、新しい命の恵の誘導を促す。

すると、程よく間引かれた空間に残された木々たちが、太陽の光を求め葉を広げ、さらに強い生命力を持って育っていく。という循環を生み出すことができます。

雑木林の剪定。
なかなか頂くことのない有難いご相談、非常に美しい景色でした。

最後に、お客様とのお話の中で、『長野のこの家に住むようになり、紅葉は観に行くというより、紅葉は来るものという感覚です』というお話を伺い、信州という環境ならではの一言に、感銘を受けました。

これからも長いお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。